2008年9月27日(土) |
アホになる!? |
本日、小学校の娘の運動会だったわけですが、ちまたで噂されてることは本当でした。
玉入れの結果を数えるとき、「3のつく数字」と「3の倍数」で、みなアホになってました。
運動会では、その年の子供等の流行がわかります。
今年は「ポニョ」と「エドはるみ」と「世界のナベアツ」でした。
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2008年9月26日(金)・夜 |
「神々の遊び」 |
徳間書店の印口さんと鈴木さんとでメシを食いました。
鈴木さんとは、徳間で描いてたとき以来だから、15年ぶりくらいでしょうか。
徳間時代でも、一度くらいしか面識がなっかったので、顔なんかぜんぜん覚えてなかったけど、
駅でそれらしい雰囲気の人に声かけたら、やっぱりその人が鈴木さんでした。
業界の人はすぐわかっちゃうんですよね(^^)。いや、向こうもだけれど(^^;)。
例えば、全く面識のない編集さんと待ち合わせする時、目印になるような物は、あえて
置かないでくれと、先方にお願いします。
喫茶店やファミレスで、それらしい人を見つけるのが、ちょっと楽しいからです。
100%当たります。いや、向こうもだろうけどね(^^;)。
そんで西荻窪の「魚民」で、マンガとマンガ家の話と、アニメと特撮の話と、お笑いの話を
しました。
印口さんと私とでは、お笑いの趣味がまったくちがうのですが、二人して面白いと
意気投合したのが、モンスターエンジンの「神々の遊び」シリーズです。
残された鈴木さんはポカンとしてましたが、そんな鈴木さんに「神々の遊び」シリーズが
いかに面白いかを力説する私。やっぱりポカンとしてる鈴木さん。
お笑いネタを、いくら口で説明したって面白さが伝わるはずもないのに、馬鹿な私(^^;)。
気になる人は観て下さい。youtubeのリンク貼っておきます。
http://jp.youtube.com/watch?v=XNKUd0VAAJw
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2008年9月26日(金) |
予告違い(^^;) |
現在発売中のビッグコミックスペリオールに、「光速シスター」の予告カット、載っております。
あららら、やっちゃってますね〜。
これは「光速シスター」ではなく、年頭に描いた「スイーツメモリーズ」のカットですねぇ。
予告担当の方が、間違えたんでしょうねぇ。
誰も気づかなかったのか、しょうがねえなぁ(^^;)。
日記のネタにはなったけどね(^^;;)。
そんなわけで、10月10日(金)発売の21号より、4号連続掲載です。
よろしくです。
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2008年9月19日(金)未明 |
BSマンガ夜話 |
今日のマンガ夜話は、あずまきよひこ作「よつばと!」だったのですが、
登場人物の父親の無気力な表情の原点は、「本気のしるし」ではないかと、
岡田斗司夫氏が星里もちる作品を取り上げてくれました。
おお、テレビに名前出た。なんか、ちょっとだけうれしい(^^)。
もっとも岡田さんはそのあと「青年誌であの無気力をやられると、読む方は疲れる」みたいな
コメントを付けてくれましたが(^^;)。
いしかわさんも同意してましたが、夏目さんは作者も作品も「知らないなあ」と、
首を傾げてました。
評論家筋には、まったく相手にされたことがないからなあ、星里もちる作品は。
いや、その筋に目が止まるほどのヒット作はないのですけれども、
そうか、夏目さん、未だに知らないか…。
10年くらい前だったか、夏目房之介さんには小学館の忘年会で一度だけ会ったことがあって、
まんがの森の印口さんが(現在は徳間書店にお勤め)、私のこと紹介してくれたんだけど、
その時も「聞いたことない名だなあ」みたいな顔してましたっけ(^^;)。
そうか、未だに知らないか…
いや、落ち込んでるとかではないですよ(^^)。ちょっと寂しいだけ。
ちなみにその何年か前、やはり小学館の忘年会で、やはり印口さんが、
いしかわじゅんさんに紹介してくれたんだけど、その時いしかわさんは
私を見て「おお!そんな顔してたのかあ!」と笑ってくれました。
まだスピリッツに描き始めの頃だったなのに、星里作品を知ってたから、
流石にそうとうなマンガ読みだなあ、いしかわさんはと感心したことを思い出します。
やっぱ、リアクションがあってくれた方がうれしいですよ(^^;)。
そういえば昨日、印口さんから「飲みましょう」てなメールが来たので、これから返信します。
面白い一日だった(^^)。(未明なので、一日はこれからですが)
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2008年9月18日(木) |
再びお詫び&訂正 |
本日、小学館から本届きました。
全部で10冊。一冊は今日来てたアシスタントさんに贈呈。
そんで、初めて中身を確認してビックリ!
すみません!お詫びと訂正です。
隔週発売と発表しましたが、実際には月イチ発売でした。
次の発売は10月17日(金)です。
重ね重ねすみません。
(編集さんから何度も何度も隔週だって聞いてたんだけどなぁ)
そんなこんなで、ずっとずっと作画中です。
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2008年9月14日(日) |
体調は回復 |
夏バテ気味でしたが、アイスコーヒー禁止して冷たい飲み物もやめて胃薬飲んで
ビタミンB摂取してチョコラBB飲んでたら、治ってきました。
心地よい残暑を味わいつつ作画しております。
BGVはポッドキャストで拾ったラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」。
1年半分あって、まだ2007年の10月あたりです(^^;)。
駅前のセブンイレブンに寄ったら、「りびんぐゲーム」をずいぶん冊数置いてあったけど、
そんな強気で大丈夫なのかなぁ。1冊は売れたみたいだけど…。
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2008年9月12日(金) |
マイファーストビッグ版 「りびんぐゲーム」本日発売 |
隔週金曜で発売されます。
「いいから新作を出しなさい」てな、おもむきもございましょうが、
久しぶりのコミックスってことでよろしくです(^^)。
朝、近所のコンビニ巡りをザッとしたところ、
どこにでも置いてあるというわけではないようですね。
売れるかなあ(^^;)。
これは編集さんが送ってくれた画像。
けっこう分厚いです。
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2008年9月7日(日) |
ちょい、夏バテ(^^;) |
あんま夏バテとかしない方なんですけど、眠気覚ましにがぶ飲みしたブラックのアイスコーヒーで
胃を荒らしてしまったのがよくなかった。
実は日常的に飲んでいる、メンタル系のお薬が眠気を誘うわけで、でもコーヒーのカフェインと
メンタル薬では役割がまったく相反するわけで、そりゃあ体の方もビックリして、
体調を崩すってもんです(^^;)。
現在はエアコン禁止、コーヒー禁止で作画中です。
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2008年9月3日(水) |
発売日訂正(^^;) |
すみません!お知らせしたマイファーストビッグ版の「りびんぐゲーム」、発売日は間違いでした。
訂正してお詫びします。
誤・9月5日(金)
正・9月12日(金)
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2008年9月2日(火) |
ちょいと、お知らせ |
小学館よりマイファーストビッグ版の「りびんぐゲーム」が発売されます。
とは言え、このサイトを訪問して下さってる方で、「りびんぐ」を読んでない人は、
ちょっといなさそうですけど、実家にあって手元にない方、もう○ッ○○○に売ってしまった方、
バブル時代を懐かしみたい方、お友達やご家族に読ませたい方、実は「りびんぐゲーム」は
未読だという方、お手にとって見てはいかがでしょう。
全国書店、コンビニなどで9月5日(金)から隔週で発売されます。
よろしくお願いします(^^)。
訂正!
すみません、発売開始は9月12日(金)からの間違いでした!
訂正してお詫びします。
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2008年8月31日(日) |
朝に弱い人 |
Youtubeで拾った「人志松本の許せない話」を仕事しながら聴いてたら、千原ジュニアが
「よく朝に弱い人っているじゃないですか、朝起きれないことを朝に弱いみたいに言うけど、
それは違う。俺なんかちょっと音で起きてしまう、朝に弱いのは自分だ。
ずっと寝ていられるのは人は朝に強い」みたいなこと言ってて、すごい共感できた。
もうホントに私も、ちょっとの物音で起きてしまう。
熟睡した〜なんて思ったこと一度もない。
グーグー寝ていられる人間がうらやましい。(ウチの奥さんとか)
こういうのは生まれつきなんだろなと思います。
わが家の上の娘は一度寝てしまえば、まったく目を覚ましませんが、
下の娘は赤ちゃんの頃から夜中に何度も起きる子供でした。
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2008年8月28日(木) |
「運命じゃない人」観ました |
近所のレンタル屋にはなくて、ネットレンタルでも人気作らしく、なかなか順番が回ってこなくて、
1ヶ月半待ってようやく鑑賞。
いやあ、待った甲斐あった。傑作です!
婚約者に裏切られ帰るところがなくなった女と、まじめだけが取り柄の不器用な男の
運命の出会い。しかし運命の出会いは運命のいたずらでもあった…
全く予備知識なく観たので、最初はベタな恋愛映画かと思ったら、
時間軸が行ったり来たりする、和製「パルプフィクション」的サスペンス映画でした。
監督これがデビュー作だし、出てる役者はぜんぜん有名じゃないし、すごい低予算だけど、
脚本も演出も役者もみんないい!
ラストはちょっと物足りなかったけど、もうしばらくこの映画の世界に浸っていたかったという、
良い意味での物足りなさ。
こんな傑作を、たった2週間で撮りあげた才能と情熱に感服!
こちら映画公式サイトですが→http://www.pia.co.jp/pff/unmei/
より完璧に楽しむためには見ない方が良いかも(^^;)。
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2008年8月25日(月) |
唐沢なをき先生&よしこさんとメシを食いました |
唐沢さんには、わざわざ西荻窪の自宅まで来てもらって、ひとしきり猫と子供達の相手を
してもらって、そのあと唐沢夫妻と私と3人で出かけました。
行ったことのあるA店にしようか、ネットで見つけたB店にしようか悩んだあげく、B店へ。
結局この店が、微妙にハズレで(考え方によっては大いにハズレ)、自分で店捜すと
いままでろくな目に遭ってないのに、今回もその反省が生かされませんでした。
唐沢さん、すんません(^^;)。
途中で店も変えつつ、マンガやアニメや特撮や業界のどうでもいい話をしました。
こういう、仕事がらみでない、どうでもいいような話って、年々する機会も知り合いも、
どんどん減って行く感じがするよねと、昔を懐かしみつつ楽しく過ごしました。
じゃ、次は年末あたりで、等と別れましたが、これまでのパターンからすると、来年かな?
そんなわけで、オリンピックも無事終了したので、集中して作画中です。
現在のBGMは「多部未華子の図書委員だより」と言うポッドキャストで拾った音声番組。
たべちゃんは演技も良いけど、声がすごくいいのよね。
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2008年8月23日(土) |
アニメ化30周年記念・銀河鉄道999の世界展 |
開催場所の杉並アニメーションミュージアムは、歩いてすぐの所なので行ってきました。
999、特に劇場版「銀河鉄道999」は思い入れ深い作品だし、十代の頃は松本零士先生の
作品に明け暮れましたから、行かないわけにはいきません。
しかし、ガッカリな展示内容でした。
展示してあるセル画や色設定、背景美術などのほとんどが単なるカラーコピーで、
当時を語る資料にしても、書籍と映画のパンフレットが陳列してるだけで、まったく
面白みがなかった。
故小松原一男さんの生原画とか期待してたのに、残念。
展示物は撮影禁止でしたが、唯一OKだったのが、999の客車を再現した実物大ジオラマ。
って、デカイよ、鉄郎!!!!
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2008年8月22日(金) |
男子400メートルリレー 銅メダル! |
星野ジャパンには興味なかったので、今日は集中して仕事!と思ってたら、陸上ですよ。
こういう大波乱がオリンピックには起こるから、観るのやめられない。
まぁ、〆切りだいぶ先だから、いいっちゃぁいいんだけど…(^^;)。
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2008年8月21日(木) |
女子ソフトボール、金! |
柔道終わって、水泳終わって、バドミントン終わって、フェンシング終わって、
レスリング終わって、観戦熱がやや冷めてきたので、やっと作画に集中できると思ってたら、
女子ソフトですよ、昨日からずっと(^^;)。でも観ててよかった。
ダメ出しし続けた解説の宇津木さんも、その瞬間「やっ、ぎゃっ、やったぁあああ〜!!!」と
叫んでから号泣ですよ。解説者に泣かれてしまうと更にぐっと来る。
アテネで男子体操が団体で金を取った時と同じだ。
いやあ、すばらしい。
そんなわけで、作画なかなか進みません。
でも進まないのはオリンピックのせいだけではないんです。
今回、超ニガテなメカシーンがあって、デザインする力もないし、作画する力もないし、
周りに描いてくれる人もいないので、なんとか自力でそれらしく見えるように
がんばっているわけですが、まったく上手く行きません。
まず、ここを乗り越えないと、人物の作画に入れないんです。
とりあえずため息。はあぁ〜。
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2008年8月14日(木) |
知ったかぶりは危険 |
映画のことは詳しいつもりでおりましたが、いやぁ人間おごってはいけませんね。
「ヒノキオ」のメイキングを観てたら、冬場の撮影で吐く息が白くならないように、
氷を口に含んでたんですよ。
へへん、そんなの知ってらぁ、そうやって外気との温度差をなくすのさ、常識じゃん、
へへんのへん…などといい気になってたら、実際はちょっと違ってた。
今の今まで、氷を口内に含んだまま台詞を喋るんだと思ってた。
実際には完全に飲み込んで、つまりは体内から器官ごと冷やしてしまうのだった。
よく考えたら氷をペロペロしながら台詞喋れるわけないですよね。馬鹿でした。
それにしても、息が白くなるほど寒い冬に、氷を食べなくちゃならないんですから、
俳優というのは大変な仕事だなぁ。
そんなわけで、ジョナサンで「光速シスター」打ち合わせ。
第6話のネーム、オッケー出ました。
お盆空けたら、4、5、6話と続けて作画に入ります。
今回掲載される、最終7話はその後ですね。
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2008年8月13日(水) |
またも2連覇!柔道・上野雅恵 |
オリンピック観戦しつつネーム終了。
明日、打ち合わせの予定。
ところで、明日21時からオリンピックの裏で、映画「キサラギ」が地味に放送されます。
傑作なのでテレビ東京系が映る地域の方は、録画して観ましょう。
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2008年8月12日(火) |
柔道・谷本歩実2連覇 |
いやあ、谷本選手の泣いたり笑ったり、また泣いたり笑ったりの表情もいいですが、
終始冷静だった解説の山口香さんが、その瞬間「あっちょっうちまたいっぽぉぉん!」と
黄色い声を上げたのもよかったですねぇ。ドラマだドラマ。
いかんいかん、この後、朝までネームやろう。
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2008年8月11日(月) |
大会4日目 |
なんか自分の中でイマイチ盛り上がらない北京五輪。
不振な柔道のせいなのか、オリンピックの裏で流れるきな臭いニュースのせいなのか、
一人でだから、スタッフのみんなとワイワイ騒ぎながら見られないからなのか。
なんて思ってたら、やりましたね北島康介、2連覇!
あの北島康介が号泣ですよ。
アテネの時は俺様態度な北島選手でしたが(いや、もちろん王者だから許される)、
いろいろあった上での男泣き。こういうのが見たかった。
フェンシングもバドミントンも面白かった。
特にバトミンドンの末綱・前田ペアが、中国の強豪を破った瞬間、感極まって
その場に泣き崩れる。飾りのない本気のリアクションを見るのは、スポーツマンガを
描くわけではないですが、ドラマ作りの参考に大いになります。
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2008年8月9日(土) |
熱い2週間 |
普段ほとんどスポーツを見ない私でも、やはりオリンピックは特別なわけで、
この2週間は、にわかスポーツファンとなってテレビの前に貼りつきます。
そんで、出来れば金メダルを取って欲しいと願うわけです。
ニッポンを応援してるわけでも、選手を応援してるわけでもないですが、
(いや、実際には応援してっけど)メダルを取ったときの、
あの日本中が浮かれた感じが好きだからです。
新聞、ニュース、ワイドショーが、そのこと一色に染まって、世の中が幸せムードに
包まれてる間は、自分の脳からもなんだか超ハッピー物質が出て来ます。
オリンピック開催中は凶悪犯罪もなりを潜めている(ような気がする)し、
自宅にいながらにして、お祭り気分になれることは楽しいです。
そんなわけで、田村亮子は『銅』でした。
浮かれ気分は、明日以降ですね。
【追記】田村≠ナはなく谷≠ナした。にわかにしてもひどすぎです。
いや、すみません…。恥ずかしい恥ずかしい(^^;)。
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2008年8月5日(火) |
ホルモンスタジアム打ち合わせ |
夜だったので、もつ鍋を(味はかなりイマイチ)突きつつ打ち合わせ。
「光速シスター」第5話のネーム、オッケー出ました。
引き続き、第6話のネームに入ります。
東京はすごい雨でした。
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2008年8月3日(日) |
ワンフェスはパス |
残念ながらワンダーフェスティバルはネーム中で行けず。
エスカレーターの事故とかあって大変だったみたいだけど、
おかげさまで評判良かったと、サンガッツ本舗さんから報告のメールいただきました。
お疲れ様でした。
見本届くの楽しみにしてま〜す。
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2008年8月1日(金) |
通院終了 |
本日、一ヶ月ぶりの接骨院。
ついに治療が終わりました!
長かった…。でもまだ完全じゃないところが
やっぱ、治りが遅くてオッサンだなあと思ってしまう(^^;)。
ああ、散歩して廻りたい。
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2008年7月31日(木) |
マッハ号2号・最終バージョン |
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2008年7月26日(土) |
マッハ号2号カラーリング決定 |
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2008年7月25日(金) |
宮崎監督のうんちく |
昼の日テレで「スタジオジブリレイアウト展・宮崎駿独占インタビュー130分」と言うのを
やってて、作品の場面設定に関して以下のようなことを述べてました。
「まじめに正確に描いても、画面は何も豊にならない」
「どうやったら正しいかじゃない。
描いてある世界はレンズで見た世界ではない。
肉眼で見ると言うことは気になる物は大きく見えるし、
気にならない物は忘れてしまう」
これはまさに私が漫画を描く上で、日頃から信条にしてる事と同じです。
宮崎監督のすごいところは、こういう理屈(&屁理屈)を実にわかりやすい言葉で
語るところです。ですからテレビ等でダラダラ喋ってる監督を見るのが好きです。
まあ、わかりやすい言葉で主義主張を語るものだから、アンチが多いのもすごく
うなずけるわけですが、それだけ彼の言葉には力があるんですね。
他人や作品を批判する時もあの調子ですから、言われた方はたまったもんじゃないと
想像できるわけですが、あんな風に的確にわかりやすく他人に説明できたり、
やりこめたり出来たらいいなと、語り下手な私は思ってしまうわけです。
そんなわけで、現在4話に引き続き5話のネーム中。
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2008年7月24日(木) |
掲載情報! |
デニーズで「光速シスター」打ち合わせ。
ようやく、ようやく掲載決定しました。
ちょっと先ですが、10月10日発売の21号〜24号まで、4号連続の掲載です。
お待たせいたしました!
やっぱ決まらないと→いつかな、いつかな→もしかして載らないのかな→
どーせ俺なんか俺なんか、ってなっちゃって精神衛生上良くないっすね。
なんとか間空けないようにスケジュール組まなきゃ。
多部未華子が来年のNHK朝の連続テレビ小説のヒロインに決まりました。
来ましたね、ついに、たべちゃん!こりゃ毎日観ちゃうかも。
「ルート225」のDVDも結局買っちゃったし、でも買ってよかった。
メイキングのたべちゃん、めちゃ可愛かった。(俺キモイ)
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2008年7月21日(月) |
「崖の上のポニョ」観てきました |
ジブリ映画は必ず劇場で観ます(ゲド戦記を除く)。
しかも出来るだけ早い内に。まごまごしていると、知人から、ネットから、観た人の情報が
入ってくるからです。事実、いつも覗いているブログで公開初日に観てきた人や、
タイトルでネタバレする馬鹿とかが出てきてます、ワーワワワ、ワワワワ、ワーーーー!!
あぶねーあぶねー、目と耳ふさいで大声上げたので情報遮断に成功したぞ。
面白かろうが、つまんなかろうが、自分の目と耳で確認したい。それがジブリ映画。
それにやっぱり宮崎駿は私にとっては特別です。
確かに宮崎監督の作家としてのピークは「カリ城」「ナウシカ」「ラピュタ」あたりだったと
思います。(こういう事書くと自滅しそうですが)
だけど演出職人としての宮崎駿の仕事が今も好きだ。センスが好きだと行ってもいい。
繰り返し鑑賞したときに「あ、このカット失敗してる」みたいなところが、まあまず見あたらない。
ここまで歩留まりの良い演出家は、そう何人もいません。
加えて、やや動画マニアな私ですから(決して作画マニアではない)、
CGをいっさいで使わない手描きに拘る、という謳い文句にはそそられるわけです。
そんなわけで「ポニョ」、立川のシネコンまで長女を連れて行ってきました。
ネタバレはしませんが、これから鑑賞する上で、先入観を持ちたくないという方は、
読まないで下さい。
以下、感想↓(マウスで反転してね)
↓
えーと、よくわかんなかった。
皮肉った言い方をすれば宮崎監督の考えは高尚すぎて自分には理解できない。
いや、そんなこと考えながら鑑賞するような作品ではなかったようにも思うけど、
取り立てて明確なストーリーが存在しないので、その分だけ、つい深読みを
してしまう。深読みしてもよくわかんなかった。
見終わったあと、娘と顔を見合わせて「??」と言い合った。
しかし、画作りはすごい。ちょっとアニメでは見たことのないような場面が永遠づづく。
現実とはちょっと違う、脳内のイメージを画面にした感じだ。
(例えば、大波の描写は、頭の中にある怖い海のイメージだった)
これだけの物を想像して、具現化するためにスタッフに適切な指示を出して、
それを60歳を越えたオッサンがやってるのだから、やっぱすごいわけですよ。
考えてみれば「千と千尋」も「もののけ」も初見の時は「??」だったけど、
今では何度も鑑賞するくらい好きだ。
だから「ポニョ」も、そんな感じで好きになるときが来るのかも知れない。
あれ、だって、なんかもうすでに、また見に行きたい気になってるし。
とりあえず、手元にある「ハウル」のDVDを観よう。劇場で観たっきりだし、
これから好きになるために。
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2008年7月18日(金) |
「恋するマドリ」観ました |
ガッキー主演のラブストーリーです。
わたしも新垣結衣にはポッキーのCMでやられたクチですが、ドラマとか見る限り、
女優としてはイマイチかなぁなんて印象を持っているわけです。
んで、この映画。映画は良かった、良い映画でした。
でもね、でもねガッキー、ガッキーごめんよ。あなた、もうちょっとがんばらないと。
前半退屈なのも、恋するトキメキとか切なさとか表現できてないからだし、
ドラマチックな後半も、似たような表情だから全然ハラハラしないんだよねえ。
周りが芸達者なだけに残念です。
ごめん、ごめんよガッキー。もっと勉強してね。
それにしても、菊池凜子って、なるほど上手い女優さんですね。
「バベル」観てみようかな。
新ドラの「ヤスコとケンジ」、多部未華子が出てるので深夜の再放送で観たけど、
だめだ、ついて行けない。たべちゃん良い味出してるのに、一方で松岡クン空回りの印象。
コメディは難しい。
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2008年7月16日(水) |
「HINOKIO(ヒノキオ)」観ました |
「鹿男あをによし」→「夜のピクニック」→「対岸の彼女」と来て、深夜に
「山田太郎ものがたり」再放送してるし、すっかり多部未華子にはまってしまって、
その流れでレンタルしてきました。
「ヒノキオ」というピノキオを連想させるロボット。そこから想像した物語とはずいぶん違って、
良い意味で裏切られました。だけど、面白かったかと言うと微妙。
惜しい感じではあるんだけどね。
登校拒否の子供の代わりに転校してきたロボット、死んだ母親、父親との確執、
男の子の成りして生きる同級生の女の子(多部未華子)、現実とリンクし始めたネットゲーム、
期待させる要素はたくさんあるのに、前半に比べて後半のグダグダっぷりと言ったら…。
VFX出身の監督というのは、やっぱりドラマ無理なのかと、また悪い前例を作ってしまう。
優れたドラマ作りって鍛えられて経験値上げないと、やっぱ無理だものなぁ。
良いとこもいっぱいあったんだけどね。日常的な演出もそんなに悪くなかったし、
役者陣はみんなよかったし、得意分野のVFXは、やっぱすごかった。
ロボットのCG、まったく違和感なく日常に溶け込んでた。
ドラマとVFX、両方に精通してる監督って、ちょっといないのかなあ。
すっごい天才の出現を待ってますよ、私は。
そんなわけで、物足りないので「ルート225」続けて鑑賞。
ある日、元いる世界とはちょっとだけ違う世界に迷い込んだ姉弟の淡々とした日常。
おお、こっちはいい。こういう脱力系の演出、好きだ。
姉弟のやり取りは終始笑えるし、最後はちょっと感動もする。
それにやっぱり、たべちゃん!(多部未華子のことね)たべちゃんには
ツンデレがよく似合うと改めて認識。(いや、何度も言いますが、ツンデレ好きと
言うわけではないし、ツンデレの解釈も間違ってるかもしれませんが)
本当に、これからが楽しみな女優さんです。
監督は「アヒルと鴨のコインロッカー」と同じ監督さんですね。
こちらも今後に期待。
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2008年7月14日(月) |
「対岸の彼女」観ました |
最近になって原作小説読んだので、その流れでレンタルして来ました。(こればっか)
原作は直木賞受賞した、角田光代の長編小説です。
いや、よかった原作小説。てか、泣いた。
女の友情&ィ語でナニ泣いてンだ俺、と思いながら、じんわりじんわり涙してしまった。
考えてみれば、友情と挫折と復活の物語に、地方から上京と好みの要素が全部
入ってるものな。そりゃ、ハマるわな。
「自虐の詩」を読んで涙したときの感覚に似てると思った。共通要素も多いし。
レンタルしたDVD「対岸の彼女」は映画というわけではなく、WOWOWで制作された
ドラマスペシャルです。
104分しかないので、かなり駆け足な感じはしたが、上手くまとめてあったと思う。
原作のイメージを損ねてない映像だし、脳内補完しながら楽しめました。
登場人物の一番の肝は、多部未華子 演ずるななこ≠ナす。
なるほど、多部未華子で来たか、そう来たか!てな納得のキャスティング。
ちょっとお馬鹿で天真爛漫で、実はけっこう可愛そうな女の子を、もう私の脳内イメージの
ななこ≠フ通り演じてくれました。
現在と過去をカットバックしながら物語が進むのですが、高校時代の友情の部分だけでも、
私には観る価値充分あった。
泣けるほどではなかったが、良いドラマだった。
良いドラマは創作意欲を刺激してくれる。
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2008年7月12日(土) |
「アヒルと鴨のコインロッカー」観ました |
最近になって原作小説を読んだので、その流れでレンタルしました。
小説、気に入ったかというと、そうでもないです。
私には面白さがわからんかった。
なにか不自然と思える表現ばかりが目に付いてしまって、
そういう箇所って、たいがい伏線だったりするんだけど、そこを伏線と悟られないために
張る予防線が少々鼻につく。
とは言えミステリーオンチの自分が、単に読み取れてないだけなのかもしれない。
そこで、映画です。映像でわかりやすく翻訳してくれてやしないか、
そこいら辺を期待してDVDをレンタルして来たわけです。
「映画」は面白かったです。
原作で不自然で不必要と思えた箇所は、すべて私の好みにアレンジされてました。
登場人物の行動心理も、役者陣が上手かったこともあり、自然な感じでよかった。
前半は原作通りに進行するが、後半は構成を大幅に変更して、原作のテーマをより
明確にしているように思えた。
残念、原作読まずに映画観た方が数倍楽しめたかも。
これから鑑賞する方は、予備知識無しに「映画」から観た方が良いと思います。
良作の青春サスペンス映画です。
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2008年7月10日(木) |
スペリオール、デニーズ打ち合わせ |
てこずりにてこずってる「光速シスター」第4話(再開第1話)ですが、
ようやく形になって来ました。
掲載は相変わらず未定ですけどね。
もう少し待ってね。
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2008年7月8日(火) |
意外なところで意外な人のファン |
娘の通う塾の先生が、唐沢なをきさんのファンです。
娘から聞いて知ってはいたのですが、今日腹痛で休んだ娘の代わりに
宿題を取りに行って、先生と雑談した時に改めて知らされました。
娘の勉強道具に唐沢さんの直筆サインをみつけて、うらやましかったんだそうです。
そのサインは、唐沢さんが家に遊びに来たときに、娘がクリアファイルに描いてもらった、
シャア犬です。
そんな物を生徒が持ってたら、驚かれたでしょうね、先生。
こういう、小ネタがあると日記にしやすい。
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2008年7月6日(日) |
気になるメイキング |
映画が気に入ると、そのメイキングがどうしても観たくなります。
そんなわけで、セル版DVDを購入した3作。
「夜のピクニック特別版」「シムソンズ青春版」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の3作品
手前から気に入った順に並べてありますが、作品の面白さは逆だったりします。
「夜のピクニック」は、昼夜通して80キロを歩くという、実在する高校の学校行事が
モデルになってます。
それを映画にするわけですから、出演者は相当歩かされたんだろうなと、
そこいら辺のメイキングが気になって観てみたわけですが。
最大の見所は映画本編の撮影風景ではなく、クランクイン前に行われた、
歩行リハーサルでした。
実際のコースを、監督を始め主要スタッフと出演者達で、本当に昼夜通して歩くという
過酷なリハーサルです。
最初はみんな元気いっぱいですが、途中から弱音を吐く吐く。
けが人も出るし、みんなぼろぼろですが、最後には感動のゴールが待ってます。
これによって皆に一体感が生まれ、観ていてすがすがしい気分になれました。
いや、映画本編よりもすがすがしいかも。
買って良かった。
意外だったのは、主演の多部未華子、普段はとても明るくて、笑うととても可愛いっす。
いやあ、買ってよかった。
残り2作は、実在したカーリングチームと実在したアメリカの天才詐欺師の映画。
全部、実在つながりだ。ちびちび観ようっと。
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2008年7月2日(水) |
歩き方を忘れる |
足の固定が取れたので、久々に靴を履いてウォーキングを再開したのですが、
なんか、上手く歩けない。
「かかとって、どの段階で下ろすんだっけ?」とか
「地面を蹴るのは足の裏のどの部分だっけ?」とか。
そもそも、どう歩くかを考えながら歩いてること自体が妙なわけで、
気疲れしたあげく、足の裏の変な部分を靴擦れしてしまった。
まだまだ完治には程遠いようです。
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2008年7月1日(火) |
「キサラギ」観ました |
「シムソンズ」と同じ監督だし、評判も良さそうなのでレンタルしました。
自殺したアイドルのファン5人が、彼女の死の真相に迫るべく、壮絶な推理を展開する、
完全密室劇。
いや、傑作です!
ゲラゲラ笑わせてもらったし、ちょっとホロリとさせてももらいました。
明らかに蛇足と思える箇所がないわけではないが、エンターテイメントに徹したのだと、
肯定的に解釈することにします。
なにを喋ってもネタバレになるので、予備知識無しにご覧下さい。
あまり意識したことなかったけど、小栗旬て上手いのね。感心した。
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