【物語】バブル経済後期、東京に家を建てるなんて夢のまた夢のそのまた夢。
不破雷蔵はささやかな幸せのために、ほんのちょっと広いアパートに引っ越した。
しかし、そこへビルの手抜き工事で行き先を失った会社が押しかけてきた。
職住合体でただでさえ狭くなったアパートに、更に氷山一角という、中学を出た
ばかりの女の子とまで入社していっしょに暮らすことに。
それぞれの居場所は見つかるのか？
日本初の住宅事情コメディ！（連載当時のキャッチコピー）

【解説】白状しますと「りびんぐゲーム」の元ネタは、中島みゆきの「ファイト！」です。
歌の中の「中卒だから仕事をもらえない」、という風な歌詞がヒントになって、
氷山一角というキャラは生まれました。
私自身も地方から上京してきて、東京での一人暮らしに対してあれやこれや
思いがあったので、そのあたりはリアルに物語に反映されてると思います。
それにしてもあの頃は、本当に部屋が借り辛い、マンガ家には厳しい世の中だった。
バブルははじけましたが、別の意味でマンガ家に厳しい世の中は続いてますが（＾＾；）