2008年12月31日(水) |
そんなわけで、 |
作家としては不甲斐ない1年でしたが、皆様の応援&アクセスに深く感謝いたします。
来年は日記の更新もままならないほど、仕事で充実した1年を送りたいと思います。
2009年が皆様にとって、良い年でありますように(^^)。
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2008年12月28日(日) |
妄想の青春 |
本日、ネームを持って読み切りの打ち合わせ。
年の瀬の日曜に、編集様お疲れ様でした(^^)。
ネームは、おおむねオッケーでしたが、細かい修正を加えて、年明けに再び打ち合わせ
する事に。
んで、この読み切り…なんだか年甲斐もなく、かなりハズカシイ青春の妄想マンガに。
掲載時期になったら、お知らせしますね。
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2008年12月27日(土) |
2008年総括 |
大晦日に総括したいところですが、ちょっと暗い内容になるので、先にやっちゃいます。
正直、なんだかなの1年でした。
前半は、不定期とは言え、連載を始められましたが、掲載話数は7本。
読み切りを含めても9本。
これは決心した完全復活に程遠く、目的の半分も行ってない。
2006年は1年棒に振り、2007年はめでたく復帰、しかし2008年は、一度立ち止まると、
元のスピードにはなかなか乗れない事を、思い知らされた1年でした。
ほら、暗い話になったでしょ(^^;)。
来年は、仕事の仕方を根本的に変えなくてはならないでしょう。
そんなこんなで、来年1発目の読み切りネーム中です。
最近はネットカフェが、静かで快適なので集中しやすく良いですね。
とは言え、どこのネットカフェでも良いというわけではありません。
ビジネス席≠ェ設けてあって、ちゃんと分煙されているお店でないと。
幸い、隣の吉祥寺と荻窪に一件ずつ在ります。
便利だけど、複雑な世の中ですね。
日記は、後何回か書きます。 |
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2008年12月18日(木) |
「スピード・レーサー」観ました |
そんなわけで、このところ時間があるので、DVD借りまくってるわけです。
「インディジョーンズ」も「ダークナイト」も面白かったけど、一番気になっていたのは
「スピードレーサー」です。
日本のアニメ「マッハGOGOGO」を「マトリックス」のウォッシャウスキー兄弟がリメイクし、
鳴り物入りで公開されたものの、本国のアメリカでも日本でも大コケした問題の映画です。
しかしネットでは、観た人の評価がなぜか高い。ずっと気になってた。
本当は劇場に観に行きたかったのですが、仕事で行けなかったので、レンタルを
心待ちにしていました。
しかし、近所のレンタル屋でも10本中、貸し出しされてるのは、たったの1本。
ええ〜?大丈夫なのぉ?
だいたい「マトリックス」もウォッシャウスキー兄弟も好きじゃないし。
う〜ん、不安を抱きつつ、レンタル。
結果!いや、メチャメチャ面白い!傑作というか、怪作!!
予告編で観た、夜の遊園地のような映像にに惑わされてはいけません!
これは、男達の、そしてファミリーの熱いドラマです!!
何回かあるレースも、それぞれのバックグラウンドや絵面が工夫してあって、
ぜんぜん退屈しなかった。
それに、要所要所で、あのアニメのテーマ曲が流れるんですよ。
「マッハGO」に深い思い入れのない私ですが、しかし世代的に込み上げてくる熱い何かを
押さえることが出来ませんでした。
もしあなたが、あのアニメと主題歌に、ちょっとでも思い入れがあるのなら、
観て損はないです。熱くなれます!
劇場の大画面で観なかったことを、激しく公開してます。
DVDでも充分美しい画面でしたが、これはBlu-rayのきれいな画像で、もう一度観たくなった。
う〜ん、欲しい。Blu-rayプレーヤー(^^;)。
(なんで、こういうネットにありがちな文体になっちゃうのかなぁ。文章ってムツカシイ)
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2008年12月17日(水) |
小学館コミック謝恩の会 |
昨夜は小学館のパーティでした。
去年は原稿が上がらず断念しましたが、幸い今年はヒマなので(^^;)、出席して参りました。
マンガ業界華やかりしころにに比べると、年々スケールダウンしている感は否めませんが、
今年の世界不況とか諸々考えると、例年通りにちゃんと開催されて、普段なかなか会えない人々と
話できるのは、やはり楽しいです。
それに、経費削減は思わぬ効果を生んだとも言えましょう。
例年通りならば2次会以降は、スペリオールならスペリオール、オリジナルならオリジナルと、
雑誌ごとに別れて行われておりましたが、今年からはスペリオール、オリジナル、ビッグと
3誌合同、あちこちと会場を渡り歩く必要がなく、落ち着いてゆっくり飲み食いし、
語らうことも出来ました。
おかげで喋りすぎて、喉ガラッガラになってしまいましたが(^^;)、新しい人にも出会えて、
最終的に4次会まで行って、いやぁ、有意義な一日でした。
こんだけ楽しかった謝恩会は、ほんと、10年ぶりくらい。今後もこの感じでいいや。
さて、2次会は恒例のビンゴ大会があるわけですが、ここ10年程かすりもしていないので、
今年こそはと、並々ならぬ決意を胸に、ビンゴカードを握りしめる私です。
しかし、私の家に来るはずだったBlu-rayレコーダーや液晶テレビは、次々とよその家に
もらわれて行き、今年もやっぱりだめかと諦めかけた時、最後の最後にビンゴ!
最後の商品、鼻毛カッターをゲットすべく、同時にビンゴした4人でジャンケンです。
いや、負けましたけどね。ジャンケン弱いんです。
ビンゴが数人出た時点で、ああ、やっぱ今年も駄目かと思ってしまいました。
だって、ジャンケン弱いんだもん。
そんなわけで、昨日買った「カリオストロの城」Blu-rayの鑑賞は、来年以降に持ち越しです。
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2008年12月10日(水) |
デジタル仕事場見てきました |
以前、「怪獣の家」をアシスタントしてもらってた、マンガ家・森尾正博氏の仕事場を
見学してきました。
森尾君は、スピリッツ増刊で連載中の「ビーチスターズ」の、完全デジタル化に踏み切り、
すべての机にPCと液晶タブレットを導入しました。
全景・贅沢はせず、徹底的にコストを絞ってある ひときわデカイ森尾君の液晶タブレット・一番高価
そんなわけで、私も将来のデジタル化を念頭に置きつつ、コミックスタジオをいじらせて
もらいました。
いや、スゴイよ、コミックスタジオ。想像していたよりずっとスゴイ。
下描きから仕上げまで、なんでも出来ることは知ってましたが、
勝手にパースを揃えてくれる機能や、バックの流線をアイテム化して、
いつでも呼び出せる機能とか、もう、至れり尽くせりです。こりゃぁ、みんな使うわけだ。
数ある機能の中でも一番驚いたのは、スクリーントーンを削る機能。
トーン貼りをシミュレーションできるばかりでなく、その削りまでもシミュレーション出来るんだもん。
削るったって、カッターツールでちまちま削るわけじゃない。
もちろんそれも出来るけど、スゴイのは削りたい部分をサッとなぞだけで、熟練アシスタントが
作業したみたいなすばらしい削りを、短時間にやってのけるのだ。
この、短時間てところがスゴイ。
本物のトーンを削るよりは10倍は速い。面積によっては100倍速いかも。
この部分だけでも、コストとスピードのこと考えて、デジタル化する価値はあります!
いや、時期は未定だけども、うちもデジタル化決定ですよ、これは。
いつになるかな。とりあえず今残ってるスクリーントーンを使い切ってから?
いつだ、そりゃ(^^;)。
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2008年12月8日(月) |
メカガルシャのひみつ |
いや、秘密ってほどじゃないですけど、デザインの苦労話などを。
いや、苦労ってほどのもんじゃないですけど、裏話を。
「怪獣の家」を始める時に、怪獣のデザインをどうするかは悩みました。
誰か得意な人にデザインしてもらって、出来れば作画までお願いして、等と考えましたが、
それも苦労が多そうだなと思い、同じく労するなら自分でやるかってことになりました。
ガルル≠ヘカンガルーのガルルちゃんのパロディですから、まぁ怪獣らしくアレンジして、
早々にそれらしく出来ましたが、問題はメカガルシャ≠フ方です。
当然、メカゴジラのパロディですから、東宝のメカっぽく、モゲラなんかも参考にして、
デザインすることにしました。
それが、初期のラフ。
まぁ、へたくそはへたくそなりに、それはそれで味かぁみたいに思ったんですが、
いまいちピンと来ません。
メカガルシャ≠ヘ連載の最後の方しか出てこないし、しかも劇中劇の怪獣ですから、
もっと象徴的なデザインがよいだろうと判断し、既存の怪獣やメカの象徴的な部分を
ツギハギして作ることにしました。
そんなわけで、本編に描いたのがコレ。以下、元ネタばらし。
頭はギャオス、眼はギララ、口はエレキング、、手足は最終回のパンドン&マクロス、
全体的にはヘドラとビオランテともののけ姫のダイダラボッチです。
メカガルシャのひみつ、おわり(^^;)。
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2008年12月5日(金) |
映画「おくりびと」観てきました |
小学館絡みのタダ券をもらっていたので、最終日の今日、立川のシネコンまで行ってきました。
観客は20人くらいでしたが、若者、中高年と、年齢層は広かったですね。
んで、映画、面白かったです。面白い映画だった。
良い映画で、泣ける映画でもありましたが、面白い≠チて言う方が、私の中では勝ってます。
ハリウッドスタイルの、ベタでセオリーどおりの脚本が、うまく機能していたからだと思います。
本木君が主演だったこともあり、「シコふんじゃった。」の大人版みたいな感じでしたね。
(劇中「シコふん…」をリスペクトした場面もあったし)
ベタでありながら、『納棺師』という難しい題材なので、わざとらしく説教くさくならないように、
細心の注意を払ってセリフを選んでいて、物語に深みと説得力を持たせていたし、
不自然な説明セリフが一カ所もないところもよかった。
例えば劇中で、オーケストラの夢に挫折した夫が、自分の実家の田舎で暮らそうと
妻に(広末涼子)相談するわけですが、妻は二つ返事でOKするわけです。
ここで、マンガ家の悪い癖で、妻はウェブデザイナーという設定だから、
「ウェブデザインはどこでも出来るから」みたいな台詞を脳内で先読みするわけです。
こういう説明台詞は、親切でつい入れたくなっちゃうし、わたしも作品でよく使う手です。
しかし、その台詞は出なかった。おお、使わないんだそこ!この脚本家はただ者じゃないと、
感心しつつ、作品にのめり込むきっかけになったりするわけです。
そういう、良い意味での裏切りが、いくつもあって、その度にうれしくなってしまった。
その上で、確かな演出と演技で、足りない部分を補っていたので、映画媒体の良さがフルに
発揮されていました。
もう一度言います。この映画は面白い!
観て良かった(^^)。
ところで、立川に向かう途中、乗り換えの吉祥寺駅で、こんな人見ました。
OL風の女性が、捜し物に夢中になってて、ホームぎりぎりの危険ゾーンで、カバンの中身を
広げまくっていました。周りが全く見えていない様子だった。
ホームの駅員が飛んできて、注意してました(^^;)。
そんなこんなで、「りびんぐゲーム・長いお別れ」発売中です。
よろしくお願いします。
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2008年12月3日(水) |
「カリ城」来ました |
アマゾンで注文しておいた、Blu-ray版「ルパン三世・カリオストロの城」届きました。
いや、Blu-rayのプレーヤーは未だ持っていないのですが、なにしろ「カリ城」なので、
買うわけです(^^;)。
とにかくあの日、初公開時、ガラガラの映画館で観たあの日から、ずっとカリ城の虜なのです。
同世代で、同じような体験や気持ちを共有している方々も多いのではないでしょうか。
客の不入りから、劇場公開はあっという間に打ちきりとなり、また観たい!もっと観たい!
出来れば手元に置いて、何度でも鑑賞したい!そんな欲望を満足させる為の、長い長い旅が
始まるわけです。
水曜ロードーショーの初放映時は、ビデオがなかったので、バイトをズル休みして観ました。
二度目の放送時は、ローンで買ったビデオに残す事は出来ましたが、初放映時と同様、
左右トリミングの、7分短縮版で、それでも何度も観ましたが、やはり完全版が欲しかった。
(この短縮版、とっくに消してしまいましたが、今にして思えば、宮崎監督自らハサミを入れた
貴重なバージョンなので、残しておけばよかったと後悔)
数年後に発売されたセル版のVHSは高くて手が出ず、せめてレンタルでもと借りてみれば、
その前に借りてた誰かが、中身のリールだけを入れ替えて万引きしてやがって、鑑賞ならず。
(当時はレンタル黎明期で、不正防止のシールなんてなかった)
ようやく完全版を手に入れたのは、そのまた数年後に発売された、LD版になってから。
後にリリースされた、高画質版のLDももちろん買い直し、ジブリがいっぱいのDVD版も
もちろん買いました。
買い直す度に何度も鑑賞しました。永年の夢が叶って、本当にうれしいです。
今まで、一番数多く鑑賞した映画は、間違いなく「ルパン三世・カリオストロの城」です。
Blu-ray版も早く観てみたいものです。
忘年会のビンゴとかで、PS3当たらないかなあ(^^;)。
ちなみに「カリ城」初放映時にテレビ出演した、世の中に無名だった頃の宮崎監督の映像↓。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3634403
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2008年12月2日(火) |
合成してみました。 |
思ったよりも時間かかってしまった(^^;)。
そんなわけで、残念ながら2巻のメカガルシャは、やめておきます。
その代わり、次回は「メカガルシャのひみつ」に迫ります。(自分で) |
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2008年11月28日(金) |
「光速シスター」第2幕・最終回 |
そんなわけで、現在発売中のビッグコミックスペリオールに、「光速シスター」第7話掲載中です。
よろしくお願いします。
次の掲載は来春予定らしいです。
そんなこんなで、来年2月あたり〆切りで、読み切りを描くことになり、
本日、打ち合わせしてきました。
久しぶりの小学館以外の仕事です。
詳細はまた、いずれ。
次の「光速シスター」までに、もう1本くらい、仕事入れたいところですが。
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2008年11月26日(水) |
番外編・福田邸あれこれ |
怪獣達とサイズ比較・ここから怪獣の身長が割り出せます(^^;)
ラスト。いろんな福田邸。
原作 CG
模型 本物(他人ん家)
わは、メカガルシャより、レビュー張り切っちゃった(^^;)。
もうしばらく、遊ぶ予定です。 |
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2008年11月22日(土) |
ガルル対メカガルシャ対決セット |
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2008年11月20日(木) |
編集さん等と食事 |
昨夜は中野で、編集さん、デザイナーさん等と、もつ鍋食べました。
いや、もつ鍋好きなもんで(^^;)。
そんで流れ的に、お姉さんが接客してくれる系のお店に行こうと言うことになって、
それ系のお店、超苦手なんですが、そういう日もアリかと思い、吉祥寺へ。
んが、しかし、大人の男として非常にかっこ悪いのですが、やっぱりお店ではまったくの役立たずの
でくの坊と化す私なわけです(^^;)。
でも今回は、付いてくれた女性が盛り上げ上手な人だったので助かりました。
一緒だった、担当M井さんが、相変わらずくだらないダジャレを連発するので、そのことに
私がいちいちボソボソと突っ込んでいたことが、そのお姉ちゃんにはツボだったらしく、
ゲラゲラ笑って、盛り上がってくれました。
もしかしたら、なんだか乗り切れない私の様子を見て、盛り上げどころを探し出し、プロ根性を
発揮してくれたのかも知れません。不快な感じもしなかったし。
その真偽は定かではないですが、いや、ホントの所はどうでもいいか、ごちゃごちゃ理屈こねて
すみません。よーするに楽しかったです(^^;)。
ところで、こういったお店で「マンガ家の先生です」なんて紹介されると、当然のごとく
「なんて名前?」「どこで描いてるの?」などと訊かれます。
経験上、盛り上がらないことを知っているので、たいがい黙ってます。
(星里もちる作品が、お店のお姉さん方にに読まれてるなんて事は、まぁまずないから)
黙ってても盛り上がるわけではないですから、こんな時はデザイナーの関さん曰く、
「適当な嘘言っちゃった方が盛り上がる」のアドバイスを活用して「リリー・フランキーです」とか
言っちゃえばよかったのかなと、今頃思うわけですが、遅いわけです。
ほんと、アドリブ力ないです、私…(^^;)。
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2008年11月19日(水) |
「20世紀少年」観てきました。 |
小学館がらみなので、タダ券は持っていたのですが、なかなか行く機会がなく、
そうこうしているうちに、今週で公開が終わりそうな気配。
かろうじて上映してる、昭島のシネコンまで観に行って来ました。
私は原作未読の不届き者だし、堤監督は私的にはそれほど高評価な監督でもないので、
まったくニュートラルな気分で鑑賞したと思います。
映画は面白かったんじゃないでしょうか。
登場人物が多い割に混乱もしなかったし、物語にも迷うことなく、ラストまで誘導してくれました。
堤監督流、画の作り込みと、達者な役者陣のはったりの利いた演技のおかげもあって、
最後まで退屈することはありませんでした。
前半はともかく、後半の細切れ具合は、連載漫画が原作ですから仕方のないところでしょう。
謎が謎を呼び、早く答えを教えろと、欲求不満が募ったところで、残りは2作目以降…
いや、楽しませていただきました。
んが、しかし。
じゃあ、続きが気になって気になって仕方がないかというと、そうでもない。
個人的には「なんなの?」「いったい、どうなってるの?」「答えはなに?」という風な
作りではなくて、「この先どうなるの?」「登場人物達の運命は?」みたいな、
感情移入を伴った映画にして欲しかった。
膨大な量の原作を消化しなくてはいけないので、こういう作りも仕方ないとは思いますが、
監督には、もうちょっと踏ん張って欲しかった。
けど、2作、3作も観ますよ。
本当の評価は、その時でもよいでしょう。
映画の帰りに、趣味のウォーキング。
昭島駅〜中神駅の途中で、こんなビル見つけました。
トモダチ?ネルフ?
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2008年11月17日(月) |
ようやく一段落 |
本日「光速シスター」第7話の刷りをチェック。
これにて、第2幕の作画は終了。
2幕の最終回は、11月28日の発売のスペリオールです。
よろしくお願いします。
とはいえ、ここに訪問して下さる方々は、みなさん熱心なファンでしょうから、
ほとんどは単行本待ちで、雑誌はチェックしてないかな?(^^;)。
残念ながら、単行本化には、まだちょっとページが足りません。
次の3幕を描き終えたあたりで、1冊分たまる計算ですが、発売のPRとか考えると、
4幕のスタート時に「第1巻発売!」ってアオるでしょうから、そうすると、ちょっとまだ先に
なりますね(^^;)。
もうしばらく、もうしばらく待っててね。
そんなこんなで、「りびんぐゲーム・家なき子」発売中です。
例の「島根編」あたりですね。
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2008年11月13日(木) |
サザエさんもアナログ |
フジのスーパーニュースで「祝!サザエさん40年」という特集をやってました。
サザエさんの歴史を振り返りつつ、新旧の作画の比較、声優さんへのインタビュー、制作風景と、
中身の詰まった、なかなかよくできた特集でした。
いやもう、私の記憶する限り、アフレコ風景や制作風景がテレビで紹介されたのは、
今回が初めてだと思います。
「サザエさん」が国内で唯一、アナログで制作されているのは知ってましたが、本当にセルに
絵の具で塗ってフィルム撮影している現場を見るのは、ちょっとした感動でした。
それにしても「フネ」役の麻生美代子さんお元気!
御年82歳にして現役、スキューバで海に潜り、酒と煙草が長生きの秘訣だと言い切る麻生さん!
素敵すぎ!
そんなわけで、この特集、DVDへの永久保存が決定しました。
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2008年11月12日(水) |
未だアナログ |
知り合いの作家が「うちもフルデジタル化しました」と連絡してきました。
下描きから仕上げまで、コミックスタジオを使っているようです。
星里もちるはカラーリング以外、未だアナログです。
モノクロの原稿にしても、どうしてもデジタル処理が必要なコマだけパソコンで作業して、
プリントアウトしたコマを、手描き原稿に切り貼りするという、超アナログ作業をやってます。
でも、デジタル化の波は避けようがない気がするので、うちもいずれデジタル化するでしょう。
コミックスタジオ使うにしても、ペンは捨てられそうにないから、仕上げトーン貼りまででしょうね。
でも、ソフトがどんどん高機能化してるみたいだから、3年後、5年後とかは予想がつかないなぁ。
そんなわけで、そんなこんなで、第7話作画が佳境に入っております。
日記の更新、ちょっとさぼっちゃった(^^;)。
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2008年11月5日(水) |
眼は大切に。 |
「ためしてガッテン!」で飛蚊症のことやってた。
飛蚊症をテレビで取り上げる事なんて滅多に、いや、ほとんどないので食い入るように見た。
飛蚊症とは、視界に糸くずやゴミが常に見えてる眼球の老化現象で、ほとんどの場合心配ない。
私も両目に無数浮いてて、左目は特にでっかいのが住み着いてて、仕事や読書の邪魔をします。
この左目のでっかいのは、原稿描いてる途中に、墨を流したみたいに数分でみるみる大きくなって
行って、怖かったなあ。
こんな物を一生抱えて生きるのかと思うと、その時は絶望的な気分になったけど、でも慣れた。
今は気にしないで日常生活を送ってます。
眼は大切にしよう(^^;)。
そんなわけで、そんなこんなで「光速シスター」第7話作画中です。
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2008年11月4日(火) |
デニーズ打ち合わせ |
書き上げた「光速シスター」第7話のネーム、打ち合わせ。
問題なく一発でオッケー。
キャラと世界観の輪郭が、自分の中でようやく固まって来た感じがします。
おかげで、物語のずいぶん先まで打ち合わせ出来てしまいました。
問題は、いつまでスペリオールで連載できるかだ(^^;)。
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2008年10月31日(金) |
WEBカメラ買いました |
アマゾンで、1254円。安っ!
別にこれでチャットしようとか、何かを監視しようとか、そういうわけではありません(^^;)。
鏡代わりに使って、作画の役に立てようという訳です。
例えば、箸を使うとか、携帯電話を使う様子とか、自身を撮影して、それを参考にして
絵を描くわけです。
これは、そのWEBカメラで撮影した画像。
まあ、画質はこんなもんでしょう。実用上は問題ないです。
バックは「光速シスター」第6話のコピー。
左右が反転しているのは、鏡仕様に設定してあるから。
ところで、写真を見ながらだからといって、上手に描ける私ではありません。
見たものを見たまんま描くことはとても大変で、ほんと苦手です。
今日たまたまNHKの「解体新ショー」で、苦手な人は、なぜ見た物をリアルに描くのが
苦手なのかやってました。
それは「対象をよく見ないで、思いこみで描くから」だそうです。
ああ、そのとおりだよなぁ。
私、見てますよ。対象をすごく見て、もっと見て、よく見て、だけど上手く描けない。
だって、思いこみの方が、すごく上回っちゃうんだもん。
もう、想像と妄想とイメージの方が勝っちゃうんだもん。
マンガ描く上では、それも大事だけど、やっぱ上手に描きたいです…。
そんなわけで現在、第7話のネーム中。
日数のストックを全部使い切ってしまったので、〆切りが心配です(^^;)。
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2008年10月24日(金) |
ああ、欲しい… |
EeePCいいなあ、なんて思ってたら、もうほんと、こういうマシン待ってたんだようって
新製品が出る。キングジムから発売される「ポメラ」だ。
キーボードは折りたたみ式
電池で駆動するテキスト入力マシンて、長〜いこと発売されてなかったんだよねえ。
ああ、欲しい。「モチはモチ屋」やってた頃なら、即買ってたなあ。
でも今はだめだ。諸事情あって我慢我慢…(^^;)。
そんなわけで、スペリオール22号に「光速シスター」第5話掲載中です!
よろしくお願いします。
(掲載自体が珍しくもなんともなくて、こういう報告も煩わしくなるくらい、仕事しないとなあ)
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2008年10月21日(火) |
「プロフェッショナル・仕事の流儀」100回記念〜脳活用法スペシャル |
スペシャルと言うことで、これまで出演したプロフェッショナル達を脳科学的に分析!
天才達は、いつどこでアイディアがひらめくのか?そこには驚くほど共通点がありました。
アイディアに詰まった時、天才達がひらめくのは寝起きの時だそうです。
そういえば私も、タイトル案に悩んだ時、起きた瞬間ハッと思いついた時が何度かありました。
天才達は、どこでひらめくのか?
もっとも適した場所は情報を遮断された、落ち着ける場所だそうです。
例えば、トイレの中とか、移動中の飛行機の中とか。
そういえば、ネームに詰まった時、風呂で半身浴してる時に問題が解決することがよくある。
脳が活性化するから、ウォーキングしながらがいいと聞いたことあったけど、実際には周りの
景色に目を奪われて、あまりうまく行った試しがない。
おお、なんか納得できる分析だった。これからはもっと実践しよう。
ただ、後半の分析は私には無理そうでした。
プレッシャーに潰されそうになった時、天才達はどうやって乗り越えるのか!
笑うんだそうです。とにかく嘘でも良いから笑うんだって。
笑う動作に顔の筋肉を使うと、それだけで脳がポジティブになるんだって。
〆切りは過ぎてる!印刷所は待ってる!担当さんは側で張り付いてる!みなぎる緊張感!
吐きそうなプレッシャー!
笑えない、そんな時に笑えないよう(^^;)。
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2008年10月20日(月) |
COMICリュウのパーティ |
徳間書店の「COMICリュウ」が2周年記念ということで、パーティに行ってきました。
仕事しているわけではない出版社や雑誌のパーティとかに出かけるのは、
あまり得意ではないのですが、それでも知り合いは何人かいるし、
せっかくのお誘いなので行ってきました。
場所は秋葉原近くのレストランカフェ。
おお、私の知っているパーティとはちょっと違う。
司会のお姉さんは声優さんだし、メイドさんが多数いて給仕してくれている。
メイドさんをあんなそばで見るのは初めてだ。
その他の出席者もやっぱり珍しいらしく、みんな写真を撮っていました。
(カメラ持って行くんだった)
おそらくは、どこかのコンパニオン会社からの派遣なんだろうけど、教育も行き届いてるようだし、
ちゃんと萌え萌えな感じで対応していた。いや、なんか悪くないぞと思ってしまった。
仲間内の雑談は、自然とメイド喫茶に行ったかとか、行ってみようとか、そんな感じになったけど、
あれってやっぱりご奉仕される客側も、それなりのテンションで気を遣わなくちゃ行けないよなあ、
とかって話になって、そういうの苦手だなあと、皆も私も思ってしまいました。
まぁ、メイド喫茶に限らず、お姉さんがお相手してくれる系のお店全般が
苦手なんですけどね(^^;)。
そんなわけで、デザイナーの関さんに譲ってもらったメイドさん達の写真。
私とメイドさんとの写真もありますが、あまりにもだらしない顔で、とてもお見せ出来ない(^^;)
ちなみにビンゴではなんにも当たりませんでした。無関係だから、それでよかったんだけど、
EeePCは欲しかったなあ…。
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2008年10月17日(金) |
ドキュメント「にっぽんの現場」観ました |
深夜の再放送でようやく追いかけられました。
「ちばてつや再びの“マンガ魂”〜ありがとうトキワ荘の仲間たち」。
観て良かった!番組が言ってたとおり、ちば先生の仕事場にテレビカメラが入ることは
珍しいことだと思います。
チームを解散して、今はすっかり寂しくなった仕事場で、もくもくと新作の執筆を続ける、
ちばてつや先生、69歳!!
しかも、収録期間中に赤塚先生が亡くなるという、なんというタイミング!
失意から描けなくなってしまって、しかし友への弔いを誓って再びペンを握る、ちば先生!
本当にすばらしいマンガ魂です、勇気づけられます。
以前、さいとうたかを先生の現場も観た時に思ったのですが、どんな大先生でも、
執筆の風景や、創作の苦悩などは、どこの仕事場とも今の自分とも何の変わりもなです。
頭かいてネーム直して、〆切りに追われて、アシスタントに細かい指示を出す。
いやあ、勇気づけられます(^^)。
(変わりないと言ったところで、もちろん同等とかって意味じゃないですよ)
ちばてつや先生には一度お会いしたことあります。
うちの元アシスタントさんの結婚披露パーティに新郎側の友人として出席されてて、
(ちなみに私は新婦の友人)なんと席がお隣になってしまいました。
実は新郎新婦が気を遣って、わざわざ私の隣に設定してくれたのでした。
しかし正直まいりました。とにかく緊張して一言も、ひとっ言も話しかけられなかった。
パーティを楽しむどころじゃない、この時ばかりは気を遣った新郎新婦を恨みましたよ。
その他一般の方々はどんどんサイン攻めにしてて、よく頼めるな〜俺には絶対無理!等と
思ったりしてましたが、ちば先生は気さくに応じて下さってて、ジョーや鉄平を描いる姿を
隣で拝見できただけで、私は満足。
うちに帰って奥さんにその事話したら「どんどん話かければいいじゃない。黙ってる方が失礼」
などと怒られてしましましたが、そんなことはわかってるわい!うるさいやい!
最近知ったのですが、ちば先生、ブログをやってらして、日に何度も更新することも
珍しくない充実っぷり。ショコタンみたい、スゲーよ。
私もいくつになっても、あれくらいアクティブに動いていたいです。
もう、今の時点で無理になってますが…。頑張ろうっと(^^;)・
(リンクフリーだったので貼っておきます→ちばてつやのブログ『くずてつ日記』)
そんなわけで、マイファーストビッグ「りびんぐゲーム」第2弾発売中です!
追記
ウチのネコが(主人に続き)骨折しました。
普段ならジャンプに失敗するようなネコではないのですが、仕事道具のトレス台に
足を滑らせたて、落下した模様。
うう、ごめんよ、おまめちゃん。
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2008年10月16日(木) |
注目の女優 |
日記のネタがないので、最近マイブームな女優さんを紹介したりします。
上野樹里はもちろん、多部未華子もいい、蒼井優もいい、宮崎あおいもいい、堀北真希もいい。
でも最近は、吉高由里子がいい!!
整った和風な顔立ちだが、面白い演技をする女の子です。
私が初めて吉高由里子をいい!と思った作品は、映画「転々」で、ふふみ≠ニ言う
奇妙きてれつな女の子役を、すっとぼけた見事な演技で見せてくれた時だった。
だから、「蛇にピアス」の主役に抜擢されたのには驚きました。
ふふみ≠ニ「蛇ピ」のルイ≠ナは、まったく違うんだもん。
最近観た「紺野さんと遊ぼう」でも、ちょっと風変わりな女子高生を、ユーモラスに演じてて、
とっても楽しませてもらった。この紺野さん≠熈ルイ≠ニは、全く違う女の子だ。
だけど、なるほどのキャスティングなんだよね。
これはもう、コメディ→シリアスと演技力を認められてステップアップして行くという、
私の大好きな、超黄金パターンだ!いいよ!吉高由里子!!
演技が上手で、これほどトキメキを与えてくれる女優さんが一気に出てきた時代を私は知らない。
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2008年10月10日(金) |
「光速シスター」第4話掲載中 |
そんなわけで、現在発売中のスペリオール21号に(東京以外の地域の方は、もう少し待ってね)、
掲載中です。4話〜7話まで連続掲載です。
↑このあたりに「光速シスター」と書いてあります
しかしまあ、前回からこんだけ間が空いたのは正直予想外でした。
次の掲載も現在未定ですので、その間の仕事、考えなきゃなあ(^^;)。
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2008年10月9日(木) |
脳内メーカーやってみました |
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2008年10月5日(日) |
仕事中のBGM |
作画中はラジオか邪魔にならないテレビをつけっぱなしにしますが、作画に集中したい時、
ネームに集中したい時などは、バックでクラッシックのピアノなんかが
勝手に流れててくれないかなと思ったりするわけです。
以前は有線放送を引いてましたが、視聴料がけっこう馬鹿にならず、やめてしまいました。
スカパーの音楽チャンネルは安くてよかったのですが、現在は自宅マンションの為、
残念ながら管理規則でアンテナは立てられません。
頼みのBSデジタルの衛星ラジオは、放送事業自体が終わってしまいました。
最近だとネットでラジオ放送を聴くことが出来ますが、パソコンをいちいち立ち上げるのは
面倒です。電気も食うしね。それにうるさい。
実はパソコンを介さずにネットラジオが聴ける、専用のチューナーがあるのですが、
5万とか6万とかして、ラジオに6万て!6万あったら、ハイビジョンのDVDレコーダーが
買えてしまうじゃないか。ちょっとなあ〜…。
等と思ってたら、安いチューナーが発売されていたことを最近知りました。
株式会社ゼン・ティーコム・i.Radio NTD-9000という奴です。
スピーカーはついてませんが、標準価格で2万を切ります。だいたいは1万8千円くらい。
でも、まだ微妙な値段だなあ。そんだけあったら、PSP買ってネットラジオ端末に
する事が出来ちゃうなあ。等と思ってたら…
なんと、ツクモ電気でキャンペーンとかで5千円引きやってました!
そんなわけで、買いました(^^;)。
おお、久々にあのフレーズを叫びたくなったぞ。
「こりゃあ便利だ!」(モチ屋をご存じない方はゴメン)
ルーターにつなげたら、あっという間に世界中の放送が聴けるようになりました。
さっそく、ピアノ専門のURLを登録して、いやあ快適快適(^^)。
いい買い物しました。
そんなわけで、モーッアルトなんか聴きつつ、引き続き作画中です。
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